感想:メディアワークス文庫『パーフェクトフレンド』を読む。
前回の『少女庭国』に引き続き、女の子たちが主役です(キリッ
どうも、草間です。今回はメディアワークス文庫から刊行されている『パーフェクトフレンド』について書きたいと思います。
作品紹介(あらすじ)
「りざうあぢゃああん」
四年生に進級して最初のホームルームが終わり、さてと帰ろうとカバンを撮った矢先、見慣れた友人のやややが大袈裟なアクションで泣いていた。
「誰がりざうあよ」
周りのみんなより、ちょっとだけ頭が良い小学四年生の理桜は、クラス委員もしていないけれども、なることは予想されていて、担任の千里子先生にも一目置かれて、不登校生徒のさかなに声を掛けてきて欲しいと頼まれる。
面倒ではあるけれど、能天気少女のやややや、引っ込み思案の柊子とともに理桜は、さかなの家に向かうが、彼女はなんと、早々に大学の勉学を身に付け、学校に行く価値を感じていない超・早熟天才少女であった。
そうして、そんな彼女にひょんなことから、理桜は学校と友達とがいかに大切かを説くことになるのだが…。
以下レビュー(感想)ぽい何か、という名の雑記
久々に書いてます、本自体はちょくちょくと読んでいるんですが(汗)
前々から気になっていて、買ってから随分と放置していましたが、この度読み終えました。いやね、ホント、読み始めるまでが長かった。
上記あらすじの最後及びタイトルからもわかると思いますが、友達とはなにか、いかに大切かということを扱ったライトノベルといったところでしょうか。
初めに感心したのは主人公らの年齢設定です。
全部が全部ではないですけど、昨今のライトノベルって、極端に子供じみていたり大人びていたりする作品が多いと感じる中、そのバランスが良かったのかなあと思いました。勿論、極端な作品が悪いというわけではないんですけどね*1。
さかなの理屈っぽさや理桜が合わない人もいるでしょうが、それによりキャラが立っていますし、挑戦してやるぞ、という作者の思惑を感じたり、感じなかったりと面白かったです。
まあ、勝手に僕がそう思っているだけですが。
気になっているのなら手に取ってもいいんじゃないでしょうか。
特別、押したりはしませんが良かったので。
ちなみに、同じ作者で、アニメ自体は…な出来だったらしいのですが、独立した作品として楽しめる「ファンタジスタドール イブ」はオススメです。
…とレビューっぽい何かでした。
もう少しちゃんと更新できるといいなあ、と思います。取り敢えず今回はここまで。次回も読んで頂ければ幸いです。
それでは失礼します。
(文・草間ノブユキ)
*1:これらは根拠があるわけではなく個人的感想です(キリッ