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あさっての方向。

サークル「あさっての方向。」のどうでもいい日記です、よろしくお願いします。※なお同名のアニメ作品とは一切関係がありません。

海坊主

児童文学 白鯨 簡易レビュー 絵本

 どうも白鯨(しろくじら)です。

 

 いやはや、久々すぎる更新に思わず土下座orz。

 そんなこんなで、怪談絵本とはまた少し違った趣のある絵本『うみぼうず』を紹介したいと思います。

 

 多いようで意外と少ない妖怪絵本。書店やネットで調べると、図鑑などはいっぱい見るけど一つの妖怪を主題にした本が見つからない。そんな思いをしているあなたへ、有名どころですが、作 杉山亮先生 絵 軽部武宏先生 の『うみぼうず』おすすめです。

 

 漁を終えて港へ帰る船の中。

『ひしゃくをよこせ~』『ひしゃくをよこせ~』

 怨念に満ちた声が、水底から聞こえてきた。

 

 そんな誰もが知っているようなお話です。

 あれ? それって船幽霊じゃ? なんて思ったあなた。わたしも同じこと思いました(笑)。どうやら海坊主も船幽霊の一種ととらえる考えも地方によってあるそうです。

 一安心したところで中身ですが、とてもスリリングで臨場感が半端ないです。海坊主が登場するまでの、徐々に不安と恐怖を煽っていく文章と軽部先生の絵がマッチしており、いざ海坊主が登場した時は、船と海坊主の体格差に絶望し、さらに複数体いる日にはそっ閉じしたくなりました。

 大人でもドキドキできる素晴らしい絵本でした。

 

うみぼうず (おばけ話絵本)

うみぼうず (おばけ話絵本)