感想:ダッシュエックス文庫『始まらない終末戦争と終わっている私らの青春活劇』を読む。
始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇 (ダッシュエックス文庫)
- 作者: 王雀孫,えれっと
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: 文庫
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週末戦争って打っていた…。
どうも、草間です。発売日当日に読み終えたかったのですが、まあ、出遅れましてやっとのことで読み終えました。当分、ライトノベルは良いかなあって感じです。…まあ、これが書き終わったら、もう1本読むんですけどね。
作品紹介(あらすじ)
これは喜劇だ。ただの脚本だ。
妹・鞠弥に友ゼロ*1と指摘される、自称普通の高校生・有田雁弥。
ある日、駅のプラットホームで、厨二病全開、同じ高校の先輩・新田菊華と出会ってしまう。どういう訳か気に入られてしまった雁弥は、去年潰れてしまった、彼女が部長を務める旧演劇部を手伝わされることになるのだが…。
あの人気シナリオライター・王雀孫が贈る青春活劇。
以下レビュー(感想)ぽい何か、という名の雑記
結構テキトーに書きました、あらすじ。えーっと、えれっとさんが挿絵です、可愛いです。言いたい事はそれくらい?*2
っな、だけではないけれどね、もちろん。
当初の発売予定は、去年、つまり2013年の夏だったわけで、ようやく出たか! って言うのが正直な感想ですね。面白いかどうかと言えば、…うん、まさしく王雀孫の作品、と思うでしょう*3。
「21-Two One-」のおまけシナリオとか、「それは舞い散る桜のように」とか、「俺たちに翼はない」とか…、過去作品をPLAYしたことがあれば、懐かしく感じるかも?*4
冒頭にもあるとおり、この作品は脚本として展開されています。
…と、まあ、読めばわかるところから。
どうして脚本として展開することになったのか。語り手のいる時間は、多分、作中の外なんだろうけど*5。
それについてのエピソードが出てこないことにはなんとも。一応、"「い、いま、うちには脚本が書けるひとがいなくて、(中略)なかなか上手くいかなくて。(中略)普段からなにか面白いことをして、それを脚本にすればいいんじゃないかってことになって」"*6とあるので、これがその根拠のうちの一つかなあ、と。
まあ、次巻以降に乞うご期待! ということになっちゃうんですかね。
なんというか、続きは本編って感じの1巻でした*7。
体験版終了のお知らせ。とならないことを祈りたい?*8
河和さん、まじかわわ!…なわけないか。白井未來が一番いいヒロインだったよ、うん。いいやつだよ、あいつは*9。
妹は妹で良かったわ。まだ、純情だったわ。
新田菊華のハグはサイコー!! あとはパンツ見せてくれたら…。
…という冗談はさておき、好きな部類ではあるけれど、ちょっと弱いです。
言いたいことは、こんくらいっすかねえ?
ということで良かったら次回も読んでやってください。
(文・草間ノブユキ)