感想:コミック『四月は君の嘘』を読む。その2
どうも、草間ノブユキです。TVアニメ「四月は君の嘘」も始まり、1か月近く過ぎましたが、どうでしょうか? コミック組はアニメとほぼ同時くらいに10巻が発売されて喜んでいるんじゃないでしょうか?
コミックは次巻で終わりなんですねー。
ちょっぴり寂しいですが、だらだら続けられるよりは嬉しいかなあ、と。
ちなみに、TVアニメは色々あってちゃんと観られたのは1話だけ。ということで、アニメについてはとくに書くことがないですね。公式サイトのあらすじによると、丁度2巻くらいまで終わったという感じですかねえ。
取り敢えず、3-5巻についての感想ということで*1。
作品紹介(あらすじ)*2
藤和コンクールの二次予選の演奏直後、倒れたかをり。
かをりは、心配する公生たちに検査入院と話し、公生に退院祝いと称して、「ピアノのコンクールに出て」と頼まれる。頼まれた公生は、かつて小学生の部で優勝した毎報音楽コンクール*3 に、海図のない航路を進むような状態で挑むこととなる。
―― 公生のコンクールが始まる。
以下レビュー(感想)ぽい何か、という名の雑記
上記のあらすじは雑かなあ、とは思いますが、ネタバレなしでいくとこのくらいまででいいんじゃないでしょうか?*4
3巻からはいよいよ、伴奏者としてではない、主人公の物語が始まるといった感じがあります。1,2巻では、かをりのコンサートがメインだったので、伴奏者としての印象が*5強いかったかもしれませんが。
過去に優勝したことがあるコンクールということで(?)、かつての公生を知る二人のライバルが闘志を燃やして待ち構えているんですよね。
なんて、少年漫画的な展開なんだ!*6…で、3-5巻は熱いんですよね。
ライバルの一人、相座武士にとって主人公は憧れであり、井川絵見にとっては倒すべき目標だった。他の巻でもそうですが、この漫画、演奏のシーンでのモノローグが程よいアクセントとなって、軽やかリズムを生んでいると思います。
特に井川絵見の話のほうが好きで*7。
…っと、それを書くと長くなる上、ネタバレのオンパレードなので自重します(笑)
もちろん、公生の演奏シーンもいいですよ。
亡き母の影を背負いながらピアノに向かうところもそうですし、各演奏(バッハ平均律no,15 Gメジャーに、ショパン エチュードop.25-5)に起こる変化に、どうなるのかというハラハラ感を覚えながらも、次のページが捲りたくなる筈です。
というか、僕は初読の時はそうでした。今、読み返してもそうなりますし。
いやー、この部分のアニメは楽しみだなあー*8。
…といった感じです。あんまりいい感想ではないんですけど。…まあ、あと2回くらいは書くつもりなので、良かったら読んでやってください*9。
それでは失礼します。
…っと、10巻の感想を忘れていました。東日本ピアノコンクールでのシーンは良いですね*10。それから椿も可愛いと思います。
まあ、なにより引きがズルい。早く続きを!!…って感じです*11。
11巻で完結は寂しいですけど仕方ないですね*12。
次回、書くつもりの「四月は君の嘘」のレビューっぽい何かは、多分、椿についてが中心になるかなあ、といったところです。
改めて、良かったらどうぞ。また、今年中に「千と万」、「ファイヤーガール」、「きみに出会うとき」について書きたいと思っているので*13、そちらも合わせてご覧いただければ幸いです。
(文・草間ノブユキ)
*1:10巻については最後にちょろっと触れます。
*2:3,4,5巻あたりのお話。
*3:3巻p15-p16「毎報新聞社が毎年主催している全国規模のコンクールで、名だたる演奏家を何人も輩出した実績もある。地方予選、地区予選、全国大会と進んで、優勝すれば海外進出の足がかりになる。」※句読点は当筆者が挿入。
*4:…という言い訳w
*5:なんてことは2巻p84-p85のかをりの台詞、「主役を喰おうとするんじゃないわよ」のあるようにないんですけど、ね。
*7:ここでは相座武士の話が詳細に描かれていないのでそうなるんですけど。
*8:観られるかどうか、わからないけど。
*9:勿論、他の感想も読んでやってもらえれば嬉しいです。
*10:相座武士のだけど。
*11:ネタバレなしやあと2回書くつもりを考えるとこれくらいが限界かなあ。
*12:今度は限定版を買おう。
*13:前の2つについては絶対に書きます。