また 春がめぐってきました
どうも白鯨(しろくじら)です。
今日の昼頃は陽の光が強く差し込み、すこし暑く感じました。
「そろそろ春か……」なんて呟いている自分に「まだ寒いよ」と友人からツッコミを入れられました。
確かに原付に乗っていると厚着になるので、春が近づくと無駄に暑い日が続くことがあります。
そして春が近づくと『葉っぱのフレディ』の最後の一節を思い出します。
大人向けの絵本は何冊も読んできましたが、葉っぱのフレディという絵本は、その意味を考えることではじめて面白いと感じる絵本になっていると思います。
アメリカの哲学者レオ・ブスカーリア博士が生涯でただ一冊書いた絵本で、死とは何か、いのちとは何か、それを教えてくれる絵本でした。
作中でのフレディの「ぼく、死ぬのがこわいよ。」という一言は、まさに人間誰しもが抱える根源的な恐怖そのものですよね。それをどう克服するか、
この本に書かれていることが全てだとは言いませんが、克服するための道の一つには違いないと思います。
感覚的に読むと「悲しい」「寂しい」と感じる人が多いと思いますが、わたしは読み終わったあとに「激励」のようなものを受け取りました。
わたしも人生の最後は、フレディのように心穏やかなまま迎えたいですね。そうする為にも今を精一杯生きていきましょう。
- 作者: レオバスカーリア,Leo Buscaglia,みらいなな
- 出版社/メーカー: 童話屋
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春の訪れと、3.11で亡くなられた知人を思い出し、書かせていただきました。
では
(文・白鯨)