感想:『サイレントヒル:リべレーション』を観たよ。
どうも白鯨(しろくじら)です。
昨日は夜遅くまで職場の忘年会で飲んでました。(下戸なんでオレンジジュースを)
みんなでたこ焼き作ったり、誰にどんな髭が似合うか話したり、マジックペンで実際描いてみたりと、とても楽しかったです。
そんなこんなでサイレントヒル:リベレーションを観ました。
本来は別の作品を紹介する予定でしたが、TSUTAYAで借りてきたので急遽こちらを紹介させていただきます。
18歳の誕生日を迎える少女ヘザーは『サイレントヒル』と言う街の悪夢に悩まされながら、父親ハリーと共に各地を転々とし逃げるような生活を続けてきた。
新しい学校への初登校の日、ヘザーは探偵(魚屋)を名乗る男ダグラスから「教団に居場所を教えてしまった。逃げろ。」と警告を受ける。直後にダグラスは殺され、ハリーも「サイレントヒルに来い」との血文字を残し行方不明となる。
ヘザーはハリーを助ける為、同じく転校生の少年ヴィンセントと共に呪われた街サイレントヒルへ向かうのだった……。
レビュー
できるだけネタバレ無しの方向でいきたいと思います。ついポロッと出る分はご容赦ください。
わたし自身としては『これはこれでいいんじゃね?』と自己暗示をかけた程度には面白かったコレハコレデイインデス(初期症状)。
あらすじ見て気づいた人も多いと思いますが、有名ホラーゲームタイトルの3作目『サイレントヒル3』を元にした映画です。
なので、サイレントヒル3をやったことがあったり、サイレントヒルシリーズの特徴を知っていると楽しめます。
ストーリーのまとめ方は、ゲームを映画の長さに凝縮するため雑というか……まぁ、元々サイレントヒルシリーズ自体にプレイヤーが考察してストーリーを補完するという楽しみのため、意図して隠された情報などはありましたが、そういう次元ではなかった。
そんなこともあり、ご新規さんにはあまりオススメしません。
ホラー作品としては、怖がりなはずのわたしが怖がらない……あとは説明不要だな。
じゃあどこがいいんだよ! って話ですが、わたしはサイレントヒル3をプレイ済みなので、所々の原作と同じ部分にニヤニヤしてました。
夜中に部屋を真っ暗にしてホラー映画見ながらニヤニヤしているおっさん想像してみてください。正直、気持ち悪いです。
でも、サイレントヒルシリーズで大人気のナースさんが静止する場面があるのですが、特殊メイクした人間が演じているため、完全に静止できずプルプル震えてしまっているところが可愛かったんです(末期症状)。
怖がらせるはずな魚屋さんの退場も吹き出しました。
そして何よりも!
△様(レッドピラミッドシング)の勇姿が見れます。
むしろタイトル△様無双なんじゃね? なにそれやりたい状態でした。ヘザーの「助けて」の一言に颯爽と現れる△様マジヒーロー。アヴェンジャーズに△様混じっても気づかないぞ(手遅れ)。というか△様メインで映画作ったほうが絶対人気出るだろ! いい加減にしろ!
ちなみに先の一文で「速さが足りない」って思った人はブラウザバックです(賢者)。
そんなわけで、原作知っている人からはホラーじゃなくなり、知らない人には理解しづらいというジレンマだらけの映画でした。それでもサイレントヒル好きは一見の価値があると思います。
※ここから少しネタバレ要素強め
神殺し生存ルートだし、トラヴィスも友情出演しますし、「SILENT HILL: DOWNPOUR」への伏線? のようなものもあり、ゲームのサイレントヒル3とは違ったサイレントヒル3が楽しめますよ。
でわノシ
(文・白鯨)