感想:TYPE-MOON BOOKS『ファイヤーガール(2) 白嶺の幻肢虎』を読む。 その1(※上巻の感想のみ)
はじめに(2013.08.17.SAT)
出先でのエントリなので間違った情報もあるかもしれません。
帰り次第、確認し訂正が必要な場合は追って訂正をさせて頂きます。現在、ちまちま加筆訂正中。
ここからがいつものBlog
8月です。もう半分も過ぎてしまいました。
今年は7月から(その前から?)ずっと連日暑い日が続いて参っています。一時的な雨ではなくてまとまった雨が降って欲しいものです。
さて、コミケに参加された方はお疲れ様です。今年はめちゃくちゃ暑くて大変だったと思います。僕は今年も有明には行けませんでしたorz
まあ、有明はどうでもいいんですが純粋に海に行きたいです。
できれば可愛い彼女を連れて。(そして水着姿を…、ゲフンゲフン)
…まあ、残念なことにいないんですけどねw
今回は、以前紹介したTYPE-MOON BOOKSの『ファイヤーガール(2) 白嶺の幻肢虎』上巻についての感想です(1巻上下巻の感想はこちら / 2巻下巻の感想はこちら)。
下巻は冬に発売予定で表紙の絵も冬のものになるそうです。
…とあとがきに書いてありました、てへ(・ω<)
あらすじ(作品紹介)*1
夏だ、海だ、沖縄だ!?
青藍高校(せいらんこうこう)の探検部に所属する魔法使い見習いの一年生、日ノ岡ほむら。彼女は木星に匹敵するスケールの未知なる惑星:虚惑星(ヌテラ)を調査する国連所属の部活動探検部で日々頑張っています。
さて、前回の活躍からしばらく経った夏休み。
ほむらたち探検部は部活動の一環で西表島にやってまいりました。SA(サマー・アセンブリ)という全国にある探検部が一堂に会する大集会に参加するために。
国の宿泊施設を貸し切って新入部員を紹介する会合から各部の発表会、パネル・ディスカッションに調査員スキルの実演、体験がワークショップなどの濃い~内容。
もちろん懇親会と称するパーティもあって充実の3日間が始まろうとしていました。
けれどもそれだけじゃなかった!?
と、星空めておが贈る学園・異世界冒険物語の第二弾(…の上巻だけですが)。
以下レビュー(感想)ぽい何か、という名の雑記
全11章総頁数437頁の今作。
相変わらずの敬体で書かれている為、慣れていない人にとって読み辛いのは変わらず。
今回は前回、名前だけの登場だった稲荷直先輩の話から始まります。
気になっていた人物の登場に一安心(?)できます。
過去、探検部の活動中に遭難事故にあったため部活をやめてしまった部長:御陵先輩の元親友である稲荷直先輩。
彼女を再び部活へと誘おうと東野とほむらは彼女を説得にいくのですがそう上手くはいきません。
という話から一転、西表島です。
青い海! 青い空! 南の島で最高のバカンスを!!…ではなくSA。
夏と言ったら海!…という期待には後程答えてくれます。
それはさておき、このSAの発表会がかなり面白い。
4章の「虚惑星の環の摂動周期の解明」*2に始まる一連の発表は(…といっても全部が記述されているわけではないんですけど)、多分ほむらの冒険では描かれることのない虚惑星の世界を読者に見せてくれます。
設定的であるのでオタクっ気のある人は好きだと思いますよ。
ほかには10章のチョークの話*3とかも。
また、SA初日に非公式かつ無断で行われるオリエンテーリングが(なんと、西表島ではなくヌテラで開催されるんですよ!)、今回の、前回でいうところの冒険部分となるわけですが、挿絵がある前後*4がドキドキすると思います。
挿絵がない部分も勿論ドキドキしますよ?(ほむらの水着姿サイコー!!)
童心にかえることができる的な意味で。ここについては実際に読んでみてください。…やっぱり冒険っていいですねw
さらに11章だけは前の10章までと独立している話になっていて次に繋がる謎を残しつつ終わる感じで冬が待ち遠しい、早く読みたいです。
1巻上下巻よりさらに面白くなっていることはお約束します!!…と言える出来*5。
…あと「ガールズワーク」も、そろそろ続報が欲しいです。
この巻で登場人物が一気に増えて賑やかになりました。
次巻以降、増えたキャラクターの活躍に注目してみるのもいいかも?
まだ、このシリーズを読んだことのない方は公式で試し読み*6ができるので是非読んでみては如何でしょうか?
……と、今回もレビューっぽい何かでした。
内容があるかどうかは別として文章のボリュームは頑張りました。
取り敢えず次回は朝早くに商品が届いて欲しいと思います。そうすればこんな時間に書かなくて済みますし(…多分ね)。
次に読む本を決めていないんですが色々と読んでいこうと思います。
次回も読んで頂けたら幸いです。それでは失礼します。
(文・草間ノブユキ)